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THE LIBRARY 2017」 作品募集のお知らせ

 

 

「THE LIBRARY 2017」

2017年8月15日 (火) 〜8月26日 (土)
TOKI Art Space(東京・神宮前)
11:30〜19:00 *会期中無休、最終日は〜17:00

東京都渋谷区神宮前3-42-5-1F(東京メトロ銀座線外苑前駅より5分)
http://homepage2.nifty.com/tokiart/

 24年目を迎えるブックアート・手づくり本の公募展の京都展です。「本」のかたちをもとにした美術作品、絵やイラスト、写真、文章・ことばなどによる手づくりの本・150点ほどが展示されます

 以下のページで、最寄り駅からの道順など、ギャラリーの周辺の様子や、2015年8月に行われた「THE LIBRARY 2015」、2016年1月に京都で行われた「THE LIBRARY in KYOTO 2016」、の全出品作品のデータや、会期中に行われたイヴェントの詳細、開催各などをご覧いただけます。また、ブログでは、2016年8月に行われた「THE LIBRARY 2016」の様子のほか、最新の情報を随時更新中です。

ギャラリーの周辺の様子がご覧になれます
「THE LIBRARY 2015」の記録がご覧になれます
「THE LIBRARY in KYOTO 2016」の記録がご覧になれます

ブログ→http://libraryblog.blog.fc2.com

2016年の展示より(Toki Art Space)

「THE LIBRARY 2017」参加募集要項

 

募集要項

 

 今年24年目を迎えるブックアート・手づくり本の公募展です。「本」のかたちをもとにした美術作品、絵やイラスト、写真、文章・ことばなどによる手づくりの本や個人制作の印刷物、造本・装丁の作品も出品できます。毎年さまざまなジャンル、年齢、居住地の150名ほどが参加。会期中に行われるイヴェントや、参加者同士の交流も楽しみの一つです。

出品できる作品:ブックアート作品、手づくりの本全般、個人制作の印刷物など
  たとえば、「本」のかたちやテーマもとにした美術作品 (立体作品やページがない作品、電源を使った作品なども可)、絵本、絵やイラストをもとにした本(ことばや文章がなくても可)、写真集、写真をもとにした本、小説、詩集、文章や詩、ことばなどをもとにした本、個人制作の印刷・出版物、造本・装丁の作品など。

■出品規定
・出品にあたっては、年齢や作品制作の経験の有無は問いません。
・「本」のかたちやテーマをもとにしたものであれば、どのような作品でも受け付けます(ただし危険物や生ものは不可)。
作品を閉じた状態で24×30cm×厚さ12cm以内、もしくは22×22×22cm以内というサイズ制限を必ず守ってください。
・作品点教は、一名一点という制限を必ず守ってください。
・複数の本やパーツなどで一組とした作品は受付できませんが、規定サイズ内の容器などに複数の作品を入れたものは、一点として出品することができます。
・グループで一点の作品を共同制作されても構いません。
・サイズなどが規定内であれば、すでに制作・発表済みの作品も出品できます。

■参加申し込み方法
2017年7月29日(土)までにメールや郵便などで、ART SPACEに参加申し込みをしてください。
・参加をお申し込みの際には、普段制作している作品や行ってる活動について、簡単な説明を添えて下さい。文章や画像の添付のほか、ご自身のサイトやブログのアドレスを通知していただいても構いません。
・また、参加申し込みの際には、今回の展覧会でどのような作品を出品したいかお知らせ下さい。おおまかなサイズや技法など簡単な文章の説明だけでも構いませんが、アイデアスケッチを加えたり、すでに完成あるいは制作途中の場合は画像をお送りいただいても結構です。なお、申込時に出品作品の詳細が決まっていない場合は、予定している作品のジャンルなど簡単な説明で結構です。

■参加費用
・一名6,000円を参加費としてお支払いいただきます。納入方法の詳細は後日お知らせします。なお、グループで一点を出品される場合の参加費は一名分です。

■搬入出
・ 搬入は、展覧会を主催するART SPACE(埼玉県さいたま市北区盆栽町361-4)への宅配便等で郵送する方法と(8月10日の着日指定を予定)、展示会場であるToki Art Spaceへ直接お持ちいただく方法(8 月13日〔日〕20:00〜22:00/14日〔月〕11:00〜13:00を予定)の2つがあり、どちらかから選んでいただけます。 搬出は、Toki Art Space(東京都渋谷区神宮前3-42-5-1F)からの直接搬出(8月26日〔土〕17:00〜18:00)もしくは着払いのヤマト便にて返送する方法から選んでいただけます。

*その他詳細につきましては、メールなどでART SPACEまでお問い合わせ下さい。
 また、展覧会についての最新情報はこのホームページをご参照下さい。皆様の参加申し込みをお待ちしております。 

参加申し込み/問い合わせ先
ART SPACE
〒331-0805  
埼玉県さいたま市北区盆栽町361-4
090-9153-0714(篠原)
artspace@h6.dion.ne.jp

 

以下、2016年夏に東京で開催された「THE LIBRARY 2016」出品作品の一部です。ご参照下さい。
*各作品の解説はただいま準備中です

2016年の参加作品より

 
とても「本」には見えないものもありますが、各参加者とART SPACEが制作プランを事前に検討し合った末に生まれた作品も含まれています(もちろん、普通の「本」の作品も多数出展されています)。

以下のページには2016年開催の「THE LIBRARY 2016」の全作品が掲載されています。こちらもご参照ください(ページのトップにリンクがあります)。
THE LIBRARY 2016の参加者と出品作品

TOMOMI.M 作品

22.0×17.6×1.8cm
ニューヨーク近代美術館の空間を撮った写真による洋書のところどころに、線によるアイスクリームなどの絵やことばを描き込んでつくった作品。

さはらあこ 作品

19.5×13.7×5.0cm
夏目漱石の『夢十夜』をモチーフに、フタ付きの箱全体が重厚な色彩による絵で覆われ、フタを開くと、くり抜かれた内部に、小説の一節と共に、赤い花に埋もれた人の頭部が現れる作品。

たにお 作品

「いかだのイース」
15.0×15.8×1.2cm
いかだに乗って長い旅を続けるいかだ乗りのイースが出会った、さまざまな船や出来事をモノクロのイラストで描き、最後のページは一面の星々が美しい色彩で表された作品。

ちしたかずよ 作品

22.6×12.0×4.0cm
エメラルドグリーンの箱を開くと、フタの裏には、海辺の家の室内の絵が貼り付けられ、中には猫のマスコットが収められた作品。

よしかわななこ 作品

「マンタとまった」
17.0×20.5×1.7cm
マンタに似ているものから連想して、コンセント、先刺しスプーンなどに姿を変えたマンタの絵が描かれ、最後にマンタ座の星が海へと還っていく絵本。
高橋ユミ 作品

12.8×6.0×9.0cm
赤と白の花模様が全面を覆うフタ付の箱を開くと、中には緑の小さな木樹々がぎっしりと立ち並び、フタの裏には古いモノクロ写真が貼られたオブジェ作品。
バニヤンブックス 作品

「SKETCHBOOKS thinking through」
17.0×13.0×5.0cm
全面に線がほどこされた箱の中に、英字の文や線による絵などが記され、内部には穴や切り抜きがほどこされた、外箱と同様の装幀がなされた折本が収められた作品。
 七字純子 作品

「SWEET MEMOLIES」
17.0×12.4×2.1cm
イチゴのショートケーキをはじめ、様々なスウィーツを描いたポストカード12枚が、「憧れ」「おとめな気持ち」「おしゃれな昼下がり」などの文章と並んで収められ、赤い表紙、赤い紙の折本として表された作品。
内藤早智 作品

19.4×13.5×3.4cm
黒い既成の本の表紙を開くと、表紙の裏には半透明素材による星が多数散りばめられ、ページ側では二つの矩形が切り抜かれ、本を開いていく途中に人型や花がところどころで現れる作品。
國松万琴 作品

16.1×7.9×10.3cm
3冊の本が積み重なるかたちを模した陶土とガラスによるオブジェ作品で、1段 目には塔が建ち、階段によって2つの建物が建つ2段目につながり、海のよ うにも見える深い緑色で覆われた最上段には、建物が建つほかに舟も浮かんでいる。
大坪透 作品

「あたらしい風呂がきた」
23.0×21.0×0.2cm
小学校5年生の時に木桶の風呂からステンレスの風呂に代わった体験をもとに、絵と、当時書いた作文の文章で表した作品。
大橋玄 作品

「郊外へのまなざし」
15.1×21.5×1.0cm
郊外で生まれ育ったことによる感覚をもとにして、都市郊外のさまざまな景観を方形のモノクロ写真で表して構成して表した写真集。

安井春菜 作品

「深夜の旅人」
24.8×20.5×0.8cm
ヨークをはじめ3人の深夜の少年たちが織りなす物語を、細密なモノクロの絵と吹き出しの文章で表した作品。

寺沢陽 作品

「まんぼうがいく」
17.5×19.2×1.0cm
「まんぼうがいく 生と死に向かって」ということばをもとに、海の中の景色が多彩で濃厚な色へと変わっていく絵による折本で表された作品。

小林雅子 作品

21.6×14.8×9.4cm
既成の文庫本『世界装飾図』を真中で開いた右ページの部分に、装飾図のページを少し覗かせるようにして円形の劇場を思わせるようなかたちがくりぬかれ、左ページの部分には、装飾的な紋様で彩られたバベルの塔を思わせるものがそびえ建つオブジェ作品。

山口健児 作品

18.0×12.3×1.2cm
5枚の透明アクリル板を本の形状に綴じ、そこに雲母や黒でイメージを描くことで、それぞれが連続的に重なって多層の新たなイメージが生まれる作品。
山崎曜 作品

19.7×14.3×1.6cm
自身で考案した「アルミアクリルホルダー」という製本の手法で、表側は「なつかしい日本の歌」というテーマで構成され、中は「山の中の空」という、日々思うことをメモしたものを蛇腹折りにした作品。
御手洗友紀   作品

「AEIOU」
25.7×18.0×0.6cm
「NO MEANIG」「BLUE」「BREATHING」をはじめとするタイトルが付けられた各ページに、日々思うことを表したことばが活字と手書きで記され、自身のポートレートを含めて構成した冊子。
松永亨子 作品

「Intersection.Gion.Kyoto」
15.5×9.6×2.0cm
紙のケースを開くと、蝋引きした半透明の紙による本が入れられており、京都・祇園の街中で、定点観測によって街を行き交う人や車を撮った写真をもとにした画像が各ページに連なって出力されている作品。
沼田夢音 作品

「ひよぽぽとはるのはらっぱ」
26.0×26.5×5.2cm
春の日、初めてのお使いに出かけた小さなひよこのひよぽぽが出会ったでき事を、淡く美しい絵とことばで描いた絵本。
洞内由紀子 作品

「腫れ上がる夜は」
19.7×20.3×1.4cm
夜から夜明けまでの牧場の牛たちをめぐる物語を、細密なモノクロのイラストと文で表した作品。
渡邊智美 作品

21.5×10.7×2.1cm
扇形の紙のケースを開くと中には2つの扇形の折本が入れられ、一つには奈良公園の景色を、もう一つには一面がススキに覆われた里の景色を360°のパノラマで撮った写真がそれぞれ展開する作品。
田島雅子 作品

「かずくんのぼうけん」
24.3×19.3×1.1cm
魔法使いになったかずくんが海へ、森へと旅する物語を、繊細で美しい植物をはじめとして、刺繍も交えて表した絵を背景に描いた作品。
相原稜 作品

「世の中バカなのよ」
12.1×11.8×1.2cm
女子がビアジョッキの中を水浴する「浴びるビア」、表面が一万円札で覆われた地球を宇宙飛行士が月から遠くに眺める「地球覆う諭吉」など、オリジナルの回文と絵を組み合わせて本にした作品。
福本浩子 作品

「Myco Books」
14.8×18.2×8.6cm
宮沢賢治の短編集に収録された「さるのこしかけ」を題材にした童話の既成本のページを開いたものに、「カワラタケ」の菌を植え付けて実物のキノコを栽培し、その生育の過程で本のかたちが解体していくというオブジェ作品。
若林夏欧 作品

「よるのさんぽ」
28.9×19.5×0.8cm
「ぼく」と屋根の上にいる「きいろちゃん」が、月夜の街で出会った不思議な人たちとの物語が、印象的な色彩による生々しい筆触で描かれた絵本。